「劔」・・・その名の通り険しい山容は日本の登山黎明期から多くのアルピニストを惹きつけてきた。
しかし室堂までバスが通じた今では、交通費はかかるとはいえ比較的登りやすい山だといえる。有名なカニのヨコバイ、タテバイなど、難所は多いが、最近ではしっかりとした鎖が取付けられているので、通行に不安を感じることはないだろう。
右の写真は、後立山の爺ヶ岳から望んだ劔岳。日帰りで扇沢から往復したこのときは、雲がかかってなかなかその雄姿を見せてくれなかった。紅葉見物に加え、ここから劔を眺めるのも目的の一つだったので、座り込んで随分粘った記憶がある。