空木岳、よい響きの名前である。これより南、南駒ヶ岳を越えてさらに向こうに越百岳(こすもだけ)というこれまたよい響きの名前の山があるが、そちらのほうはまだ行ったことが無い。
シーズンオフの晩秋、登山者も少ないだろうと予想し、珍しく小屋泊りでの縦走。桂小場から西駒ヶ岳を経て木曽駒ケ岳泊。翌日南に縦走して木曽殿山荘に泊った。ここでの宿泊客は3〜4人。いつものテントという狭い空間とは雲泥の差だ。結構広い部屋なのに、隅っこにかたまって蒲団を敷いて妙な気分。数日前には、アルプスを越える蝶だかなんだかの取材でTV撮影クルーが宿泊してしいた由。部屋の片隅には機材が積まれていた。
翌日は木曽殿山荘から空木岳に登頂。下山途中、空木平を通過する頃には雪がちらつき、冬将軍の先兵に追い立てられるように池山尾根を下った。