南アルプスの前衛峰的な位置にあり、この山域の入門の山とされる鳳凰三山は薬師岳、観音岳、地蔵岳の三山からなる。
ここを登ったのは、暫く山登りを中断したあとの最初の山行としてだった。御座石鉱泉から燕頭山経由で鳳凰小屋へ、久しぶりのテントが堪えた。翌朝地蔵岳、観音岳を軽装で巡り、鳳凰小屋から今度はドンドコ沢沿いを青木鉱泉へと下山した。
右の写真はそのときもの。表題の「観音岳」とはややズレルのだが、やはり鳳凰のシンボルオベリスクは外せなかった。「超展望の山々」の中で杉本氏は紫色のオベリスクの写真を見たと述べているが、おそらくは日の出前か、日没直後に撮影されたものではなかったかと思う。天候にもよるが、天空光の色温度が上がり紫色を帯びる時間帯があるのだ。