三窪高原には何年か前、やっぱり今頃の時期にレンゲツツジを求めて訪れた記憶がある。そのときも凄かったという記憶が無いからきっと少し時期を外していたのだろう。今回もまだまだ時期が早く高原のレンゲツツジはまだまだ硬い蕾をのぞかせている程度だった。でももう一週間、二週間すれば高原は鮮やかな色に染まるはずだ。
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三窪高原 自宅から朝霧高原、精進湖道路を抜け、石和、勝沼、塩山。塩山からは
青梅街道。大菩薩峠の登山口である裂石を過ぎカーブの多い坂道をいくつかのトンネルを抜けながらぐいぐい登っていく、あたりは霧に包まれて視界はない。その霧がふっと消え、そしてしばらく走るともう
柳沢峠であった。結局、自宅からここまで実質2時間かかっていない。もっと遠い印象を持っていたけれど意外と近いのだ。これからこのあたりも僕のフィールドに加えるつもりだ。柳沢峠は今日歩く三窪高原のほか黒川・鶏冠山の登山口でもある。この山も以前登った記憶がある。晩秋のころ落ち葉を踏みしめながらのハイキングだった。
駐車場についたのは7時で駐車場には車は数台しかなかった。ツツジ目当てでもう少し人が出ているかと思ったがそれほどでもない。土手に植えてあるツツジの花は五分咲きである。ここから稜線の
柳沢の頭へ。展望はいいはずだが残念ながら今日は遠望は得られない。
ここから北上すると
三窪高原、レンゲツツジの群生地として有名な高原である。柳沢峠のツツジに比べてこちらの花はまだまだだ。個体数は少ないけれどヤマツツジのほうが満開で鮮やか。コナシの花も奇麗だ。条件が良ければ富士山が見えるのだけど今日はなし。
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コナシ(ズミ)
結局、柳沢峠から三窪高原まで
ほとんど写真は撮らずに
終わってしまったのであった。
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ダブルヘッダーの位置関係 三窪高原からは斉木林道経由で柳沢峠に戻った。時間は9時、さすがにもう駐車場は満車である。峠の売店で蕎麦を食して腹ごしらえ。まだまだ時間はたっぷりある。戻りのついでに大菩薩でもと思って裂石から上日川峠へ上がってみることにした。峠までは立派に舗装された林道で冬季以外は利用できる。
最初に書いた通り大菩薩の登山口の裂石は柳沢峠と塩山の間にある。下の図を見ていただければおよその位置関係がわかっていただけるだろう。で塩山市の「市」の文字のあたりが裂石だ。柳沢峠から稜線通しの登山道を大菩薩嶺まで歩いても3時間半くらいの行程である。図は高さを1.5倍に強調して表しているから実際はそんなに標高差があるわけではない。
三窪高原と大菩薩峠
赤線が柳沢峠〜三窪高原周遊コース、
青線が上日川峠から大菩薩峠、大菩薩嶺周遊コース。
国土地理院刊行数値地図50mメッシュ(標高)を用いて、数値地図ビューアで描画
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大菩薩嶺付近の稜線
花の季節にはまだまだ早く色彩感なし。
少し霧が出てきた。
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大菩薩嶺 駐車場が満車だったらそのまま勝沼に降りよう、停められたら大菩薩嶺まで登ろうと思って峠の駐車場をのぞいたら、幸運にもスペースがあって車を停めることが出来た。もっと混んでいるかと思ったのに。こうなったらしょうがない、登るか。
大菩薩は訪れることが多いが大抵は同じコースを歩く。それは、この
上日川峠から
富士見平のふくちゃん荘を経て
大菩薩峠の介山荘へ、そのあと
大菩薩嶺に立ち寄って
唐松尾根を下るというコースである。
稜線は広々していて気持ちがいい。首都圏の登山者に人気があるのも納得できる別天地だ。天気が良ければ富士山の眺めも良い。花が豊富なことでも有名な山だけれど、この時期はまだまだ。ツツジも咲いてはいたけれど登山道から離れているものがほとんどであり、写真にはならなかった。
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次第に雲行きが怪しくなってきたので、ベースをあげて下山。ふくちゃん荘の近くでデカイ樹を見上げて写真を撮っていたら、
女の子ばかり
(だったような気がする)を連れた、きっと大学生
(くらい)の男が
道端のタンポポを題材に講釈を垂れはじめた。 耳は
アバンティー状態
(意味不明な方、御免なさい)・・・どうやら、
タンポポの種類の見分け方のようです、これはちょっと聞き逃せませんぞ(笑)。
どうやらそこにあったのはエゾタンポポだったらしく、カントウタンポポとエゾタンポポの違いについてとかいろいろ説明している。かなり詳しい。ううむ、こういうものに詳しいというのも最近はもてるのだなあ・・・(涎)、一歩間違って爬虫類とかにやたら詳しくてもこれまたもてないのだろうなあ・・・などとクダラナイことを考えつつ、さらに聞き耳を・・・
写真家の丹地さんが講師の撮影会に行ったんですよ。そしたら丹地さんタンポポについていろいろ講釈垂れるんだなあ。これは○○タンポポですなんて。それが違っているんだよ。僕のような詳しい人がいるのも知らずにさ。指摘しなかったけどね。それに、丹地さん草原のなかにずんずん入っていくの、プロだったらどこでも入ってもいいって思ってるのかな
(という意味のことを話していたと思う)。
だそうである。話の信憑性はどの程度あるかはわからない。でも丹地さんは図鑑写真家じゃないからタンポポの種類を間違って覚えていることは十分ありうるし、柵やロープが無い草原ならずんずん入っていくこともあるだろう。草原足を踏み入れるのは程度問題で、立ち入り禁止されていなければ絶対踏み入れてはいけないと決まったものでは無いからだ。でも、その人が不快感を抱いたくらいだから、多少なりとも尊大な態度ではあったに違いない。
ちなみに丹地さんは僕が好きな写真家の一人で、CD-ROM写真集も持ってます。
プロに限らず山に行くと
花の名前をしたり顔で解説している人を良く見かけるが、それが
思いっきり間違っているということは良くある。そうそう、
山の名前もそうである。こういうのを横で聞いていると笑ってしまうのだが、逆に自分が現地で誰かに説明した内容があとで違っていたことに気がつき
一人密かに赤面することもある。今度から自信がないときは・・ 「
僕は専門家じゃないからひょっとしたら違っているかもしれないけど」とか最後に付け加えるようにしようかなあ。
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大菩薩の森
上日川峠から富士見平のふくちゃん荘、
そしてその少し上までが
見事な森になっていて、
新緑の季節は稜線よりも
こちらのほうが見どころが多い。
この樹を見上げながら
耳はダンボ(笑)
ミズキ
上日川峠から勝沼に降りる
林道の道すがら、
白い花をつけた
ミズキの樹を見つけた。
それはすでに濃緑に変化しつつある
木々のなかで
鮮やかに目立っていた。
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