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上高地

龍の巣倶楽部全国オフ上高地編
1999.5.4〜5

メンバー合流

 龍の巣クラブ全国オフ前半戦 「燕岳登山」を終えた僕らは、穂高温泉しゃくなげ荘で一風呂浴びたあとそば屋に入り、これをひとまず 打ち上げということにした。さて気持ちを上高地に切り替えて次は田沢駅でのピックアップ作戦。田沢駅は豊科I.C.のすぐそばだからそこを抜けていくと早いのだけど、I.C.までの道は渋滞していていつそこを抜けられるかわからない。そこでちょっと北側へ大回りしてR19へ入る作戦を取った。これが成功し6時半ちょっと前に田沢駅へ到着。待ち人はまだ20代のクリッとした目が印象的な素敵な独身女性である。 龍の巣倶楽部にはこのような若い女性も多いのだ・・・まあ独身かどうかは僕には全然関係ないか・・・ははは。その彼女はすでに到着していてピックアップ作戦は大成功。聞けばなんと彼女は無賃乗車。稲荷山という無人駅から乗っておなじく無人の田沢駅まで、途中なんのチェックも無かったからそのまま降りちゃったらしい。こんなところで運を使っちゃって良かったんだか悪かったんだか。まあどーでもいいか。ありがとJRくん。

 R19号を真っ直ぐ、最終待ち合わせ場所の松本市渚のファミレスをちょっとばかし行き過ぎたところにある巨大なイトーヨーカドーに明日の朝食やらなにやらの買物をしに入った。しかしこのヨーカドー、デカイわりに客が少ない。客が少ないからなのか、いやに照明が明るく感じる。照明に照らされ顔が火照る。あれ、そう、燕登山隊はひどく日焼けをしていたのである。 赤ら顔の集団が、やけに明るい照明の下、がら空きのスーパーをあちこち歩き回る姿はもしかしたら怪しかったかも。

 今日は中房を発つときから僕の車がつねに先導車となっていた。知らない道ではないけれど先導というのはなかなかに疲れるものである。一人だと間違ってもまあいいやですむが、後ろに連なっているとなかなか間違えられないプレッシャーがある。それに僕の車にはカーナビはついておらず頼りはおぼろげな記憶ナビゲーションなのだ。ヨーカドーで買物を終え最終待ち合わせ場所へ。おおっ、 駐車場からととべぇ氏のオデッセイが先行。もう先導しなくてもわかるのだろうと安心していたら、なんと 国道を逆走していってしまった。うっかりととべぇめ、やってくれるのぉ。

 ほぼ予定通りの時間に、僕らはファミレスに到着。東京組もほんの少し前に到着したところであったらしい。全員が席に着いて、初対面同士が挨拶を交わした後、満を持してととべぇ氏が登場。一同やんややんやの拍手喝采で出迎える。さてはこれを狙っていたのか? 東京組は食事がまだとのことで、定食などを注文。僕はもう体中が火照りまくっていたのでロッキージュニア(パフェ)を注文。するとなんとハルト氏もミルフィーユサンデーを注文。なんだか二人してかわいいおじさんしてしまったのだった(可愛くないか)。あれ?ちゃこさんはオムライス?、さっき夕飯食べたのに・・・小さな体に似合わず良く食べるのね。それが元気の秘訣なのかも。
 今回最遠方からの参加者、 北海道から来たminnyちゃんは今朝自宅を出発。ふーんそうか、朝は北海道にいたのね・・・あたりまえだけど・・なんだか凄いわ。もちろん彼女は全員と初対面。ディズニーのminnyちゃんかと思ったら、ちょっと小柄だからminnyちゃん?
 コンビニに寄って最後の補給をし沢渡へ向かう。今日は 沢渡の駐車場で車中泊だ。沢渡ではハルト隊がいつも利用するという松電の駐車場に入る。駐車場は空いていてバス停のすぐ横に4台並んで停めることが出来た。ここはトイレもあって都合が良いとハルト氏談。そこでさっそくトイレに向かうとなんと扉には鍵がかかっている。ちゃこさんががたがたやるとなぜか男性用のほうだけ扉が開いた。なんだかわからんがまあいいや。

 団体装備を各自のザックに割り振りパッキング。僕はランタンの調子を確認するのに手間がかかり―というか燃料をランタンに入れるためのジョウゴを忘れたためにエライ目にあっていたのであった―パッキングは無理矢理に。あとは明日の朝やろう。各車に分乗して就寝。
 僕は夜中に寒くて目が覚めた。妙にゾクゾクする。パーカーの上下を着て足にはプラブーツの内側を履いた。実は上高地を下ってからひどい風邪をひいたのだが、どうもこのときからあまり調子が良くなかったのかもしれない。雨が車の屋根を叩く音がする。天気予報通りに天気は崩れた。穂高の展望は望めそうに無いけれどみんなで騒ぐ時間がもてることを楽しみたいと思った。

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ちょっと霞みがちな焼岳
大正池はこの山の噴火で出来た湖だ。



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大正池近くの湿地帯
やがて大正池全体もこうなる定めか
そして湿地は草原になり、
やがて林にと移り変わる



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倒木・・これもまた大地の肥やしに
生々流転



上高地へ

 各自朝食を済ませ、再度パッキングを確認しバスの人となる。雨はそれほどひどくない。これならなんとか大正池からのハイキングが楽しめそうである。バスは釜トンネルに入る。手堀りの面影が無くなって、きれいになっていたので少々驚く。
 大正池で下車。ここで富山からのもう一人合流の予定・・・とすぐ後ろについていたバスから美しい女性が・・・そう、彼女が 富山から参加のかおりさんであった。全員と初対面の御挨拶。沢渡からの8人に彼女を加え僕らは総勢9人のパーティーとなった。さっそく大正池に出る。まだ7時前、人影は少ない。

 大正池は、大正4年焼岳の噴火により梓川がせき止められて出来た湖だ。穂高の山頂辺りから望むと、ちょうど胃袋のような形をしているのがわかる。昔は枯れ木が湖の中に林立する風景が有名だったが、今はその枯れ木もほとんどが消失しており僅かに往時の面影を残すだけだ。それと梓川本流、あるいは両側の山から流れ込む土砂により池はだんだん埋まりつつある。これが自然の摂理なのだ。しかし大正池が観光名所であることとダムとしての役割も果たしていることから、毎年秋口から重機が入りこっそり土砂をすくってなんとかその形を維持している。

 大正池から見る穂高はちょっと遠くて僕はあまり好きじゃない。まあ、どっちにしても今日は見えないから関係ないわけではある。じゃあ言うな、ということで、遊歩道を河童橋向けて歩きだす。雨はパラパラ。強くなったり、弱くなったり。

 今日の僕は、フレームザックを背負っている。これはコールマンのランタンを運ぶため、そこそこ形の決まった入れ物が欲しかったからだ。雨が降っているからみんなはザックカバーをしている。僕はフレームザックを覆いきるザックカバーを持っていないのでやむを得ずビニールシートをかぶせてザックに縛りつけてその代用にした。その姿がなんだか仏像のような品物を運んでいるように見えるらしい。まあちょっとハイキングを楽しむいでたちではないことは確か。

 上高地に持ってきた写真機材はNewF−1と3本の単焦点レンズ―SIGMA28mm/F1.8、FD35mm/F2.8、FDマクロ50mm/F3.5だ。取り敢えず 28mmを付けっぱなしにして歩き、ウエストバッグに後の2本のレンズは入れておく。単焦点レンズに慣れた僕ら古い写真人間はカメラにつけているレンズの画角に見合う風景が向こうから勝手に目に飛び込んでくる。皆とぶらぶら歩きながらの撮影だから三脚は使わない。 SIGMA28mm/F1.8は明るい広角レンズだからこんな雨の日の手持ち撮影にはうってつけだ。このレンズは逆光に弱くてちょっとしたことでフレアやゴーストが出てしまうのだけれど、この天気ならその心配もない。



小梨平

 上高地はまだ新緑には少し早く、柳の花が目立つ季節。今日の天気では穂高の稜線はもちろん雲の中だ。小梨平でテントの申し込み。小さなテントが二張、今日は5人が寝る予定の大きなテントが一張。ここでちょっとした事件。代表で受付に行ったちゃこさんが、そこで メンバ全員の名前を書いて下さいと言われたらしい。もちろん名前は知らない(まあ御互い名前を全然知らないというわけでは無いのだが、通称として使わないから覚えちゃいないのだ)。まさか「仙人」とか「ととべぇ」とか書くわけにもいかず、その他7名で御茶を濁してきたらしい。

 大きなテントは僕が借りて持ってきたのだけれど、随分昔に中に入った覚えはあるが、どうやって設営したのかの記憶が無い。事前に試してみようと思ったのだけれどさすがに自宅で一人で立てられるような甘いものではなく断念。そりゃそうだよな。でも、みんなの協力により滞り無く設営完了。 なかなかのチームワークである。まいったか。

明神散歩

 さて、片づけ終わって一息つき。 明神まで遊びに行くことに。皆カメラと僅かな荷物を持ち梓川左岸の道を上流へと歩きだす。雨はもう常時降っているという状態で、こんなときには傘をさしてしまうのがいちばんよい。

 明神は小梨平から3kmほど梓川をさかのぼったところで4軒の山小屋がある。そのなかでも有名なのはアルプス黎明期のガイド上条嘉門次ゆかりの 嘉門次小屋だろう。そしてその裏に 穂高神社奥宮の鎮座する明神池がある。

 明神に近づくと左手に明神岳が大きく迫ってくる。明神のすぐ手前に白州の、立ち枯れの木のある少し開けたところがあって、そこが明神岳のよい展望場所になっている。梓川の方で猿が戯れている。親子だ。子供は何匹か・・・。木に登ったり、そしてそれをゆすったり・・ 「ウキウキウッキー」 妙な鳴き声が背後でするので振り返ると、その声は龍の巣倶楽部のメンバーの一人から発せられていた。ま・・まぁメンバーには猿も・・うーん、お年頃?のお嬢様だというのに、何をしておるのだこやつはまったく。ええっ求婚? あのお猿は子持ちの雌猿だぞ。

 梓川左岸の二軒の小屋のうちの一つ明神館で昼食。ちょうど僕らが入ったところで奇跡的に中央の大きなテーブルからすっと人が消えてまるまる空いた。もちろん僕らはそこに落ち着いた。来る前には 明神へいったら岩魚を食べるのだと固い信念でいるものもいたが、いざ着いてみると岩魚定食は結構高額なので、みんなすっかりひいてしまった。あまりないメニューのなかで悩む悩む。
 おいおい、カレーにするだと。今から作るんじゃねえかこのぼけ。などとボケと突っ込みを一通りかわしながら、僕らは結局「おでん定食」と「カルビ丼」の二手に別れたのであった。僕は経済的理由で「カルビ丼」を選択したのだが、ここでは「おでん定食」が最善手だったようだ。

 林の下にはニリンソウの蕾がいくつか見える。もうすぐ一面にこのあたりをかわいい白い花で一杯にするだろう。さて、梓川を渡り穂高神社奥宮へ。明神池が初めてだというメンバーだけ 明神池周遊の旅へ。男性一人、女性二人ここで残りのメンバーはその3人をネタにして遊ぶ。まあありがちな盛り上がり方である。だれが一番早く帰ってくるかの賭け(まあお金を賭けたわけではないのだが)が始ったのである性格、趣味、怪しい男女関係?、などなどから、さまざまなレース展開が予想されたが、現実はゴール直前で大逆転という予想より遥かにスリリングな展開をみせ、勝馬投票権は空しく明神に散ったのであった。そんな話はどーでもいい? そりゃそうだな。

 梓川の右岸を明神から上高地へ歩く道は、昔は業務専用車道を歩いたものだが、今は ちいさな沢や湿地帯を木道で渡りながらの素敵な散策路になっている。カメラにはあいかわらずシグマの28mmレンズを付けっぱなしで、まあそれほど積極的に撮ろうと思っているわけでもないのだが、雨ならではの美しさもあるなあと思いつつ、あちこち立ち止まったり寄り道したり、すっかり皆から遅れてしまったのであった。

 登山道の横、あるいは梓川沿いは大抵クマザサがびっしり生えている。その様子がちょっと変わっている。 地面に近い葉っぱは普通の緑色をしているのに、ある高さから上の葉っぱは全て茶色に変色しているのだ。ツートンカラーのその境目はくっきりしてこれが特異な風景を形作っている。僕は、雪に覆われなかった部分の葉っぱが強烈な寒さで内部組織が凍って破壊され、枯れてしまったのだろうと推測したのだが、ほんとうのところはどうなのだろうか。


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ヤナギ
こんな姿は今の時期だけの楽しみだね



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梓川(右岸道より)
まだ新緑には早いんだな。
でももうすぐ、
あっと言う間に緑に埋まるんだ



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河童橋から少し外れるとこんな景観
梓川もこうやってみると
ちょっと雰囲気違うな
右奥の残雪の山は穂高。
見えているのは岳沢



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清水川

清流
上高地の水はこの沢から取っているんだ



再び小梨平

 小梨平に戻って、がら空きのキャンプ場の屋根のある炊事場を占領しての昼下がりの珈琲タイム。ネットを介しての友人の集りであるである僕らのグループは、お互い知らないところが多い。ネットではタメ口をきいていても、昨日、今日始めて顔を合わせたメンバーもいるのだ。そういう関係を理解しない人も多いが、実際に顔付き合わせている知り合いだって、知っている部分はほんの僅かだというのは同じだ。知らない部分と、知っている部分の範囲が違うだけで大差がないと僕は思う。ただやはりネットというのは性別や年齢でさえ嘘を書いてもばれない世界だから、そういう作為的な虚偽言動があった場合には非常に難しくなる。でも、その嘘もその人間の中の一つの世界であると言えなくもない。
 それで、珈琲タイムのこの時間にはちょっとした工夫をこらした。 各自、誰かに聞きたい質問を紙に書いてそれを集めてホストのハルト氏が代読するという趣向である。これはなかなか盛り上がった。ネットでのオフ会の一つの催しとしていかがでしょうか?とぜひともお薦めしたい企画だ。
 富山から参加の(今朝大正池で合流した)彼女が上高地を発たねばならない時間が迫った。またの再開を約束しながらのお別れだ。混んでいたら嫌だなあという心配があったのだけど、天気のせいか人出が少ない。見送り担当ハルト氏によればバスもガラ空きだったらしい。
 さて、いよいよディナーの支度に突入。さて、 キャンプの夕食といえばカレーに決まっている。とまあそういうわけではないが、なんやかんやの事前の打ち合わせでこうなったのである。
  「指切った・・・」、おいおい
  「指切った・・・」、「違った・・肉の血だった」・・・・こらこら
ぼけ倒しながら作業は進む。

炊飯大作戦

 今回、僕は今日は久しぶりに コッヘルとガスコンロを使って山で御飯を炊く。昔テント担いで縦走していたころは、毎日御飯を炊いたものだった。夕方3合炊いてそのまま夕食として一合食べ、残りをおにぎりにして翌日の朝昼に食べたものだ。これがトータルとして一番軽く済んだのだ。いまは水をかけて混ぜるだけで美味しく食べられるものがたくさんあるので御飯を炊くということは少ないだろう。僕もそう。むしろオートキャンプのほうが炊くことがあるのかもしれない。GW前にスポーツ用品店にいったら昔懐かしい兵式飯盒が売っていた。800円くらいだったんで思わず買おうと思ってしまった。買わなかったけど。

 コッヘル3個に、4合、2合、2合。とりあえず2合コッヘル一個を先発。最初はしっかり弱火にしてじっくり、仕上げも匂いをくんくん嗅ぎながら慎重に・・・これは気合いが入ったので大成功。つぎに残りの二つ、んっ、ちょっと沸騰するのが早かったか? と思っていたら、4合コッヘル担当のKEI女史が、「 焦げてる〜」と言いだした。ちょ、ちょっと臭うかも・・・臭うわなぁ、まぁギリギリ弱火にして・・・なんとかフォローできたかしら。どうやらこれに使ったプリムスのコンロのパワーを見くびっていたようである。ま、まあしかしなんとか食べられるものはできたぞ、と。

水路掘削大作戦

 テントに戻ってみると・・・・やばいぞ、やばいぞ。 テントの下側の地面に水が溜まってしまっている。いままで反対側の入り口から入っていたので気がつかなかった。これじゃあウォーターベッドじゃんと言ってる場合ではない。幸いテントは少し傾斜したところに建ててあり、水の溜まっている場所はその傾斜の下のほうである。 おそらく溝をちょっとひいてやれば流れるだろうと、メンバーのなかで一番若い男性 YOSくんにそれをお願いした。しかしそうは簡単には事は収拾しなかったのだ。途中木の根っこが出てきたり、地面が硬かったりして工事は難航。そのうち皆も気がつき 人海戦術で掘削大作戦を展開した結果、ようやく2方向に水路が開きテントの下の水を抜くことができたのであった。みんなで協力〜というのも良いものだ。お陰でお腹が余計空いてカレーもうまかろう。

本日のディナー

 テントのなかで ディナータイム。御飯のほうも何とかいけているようで一安心。これ失敗したらカレー担当から袋ダタキだもんなあ。よかった、よかった。米は一人一合。カレーはさらに十分な量有ったのでほんとうに腹いっぱい。掘削大作戦が無ければ残しちゃったかも。夕食後もアルコールなど持ちより楽しいひととき。僕はアルコールは飲まない人なので紅茶だったけど・・・。

 バタバタと雨がフライを叩く音を聞きながら就寝。大型テントは男二人を堤防代わりに両側の入り口に配置。そうしたら僕の頭のあたりのテントのたるみが大きく顔にべったり。まあ窒息するわけじゃあないからいいやと思って寝たら、夜中に何だか鼻が詰まり、朝には完璧に鼻声に。これが原因だったのかどうかわからないが すっかり風邪をひいてしまったようなのであった。

最後の朝

 さて、翌朝は雨が上がり日が差し込み・・・と思ったらまたパラパラというような、不安定な天気。でもザンザン降りよりは大いにマシ。朝の散歩に出かけるとハルト氏はすでに撮影中。ふぉっふぉっふぉっ御精が出ますの。残念がら穂高は出ずだが人のまだ出ていない朝の上高地の空気はなんともいいものだ。

 朝食後テント撤収。河童橋まで出たら見かけた顔。お馴染 かわ氏登場である。こんな天気だから来ないと思ってたぞ。むふふ、来てくれたのね。でも何撮るの。 えっ RB買ったの? それ言いたくて来たの?、まちょっとそのへん撮ろうか。

河童橋のたもとでお決まりの記念撮影のあと小一時間、写真家の男どもは撮影に興じ、その間、 龍の巣美人隊の皆さまは、ホテルの喫茶店のガラスの内側でケーキなひととなったのであった。こんな写真ばかどもに付き合いきれねーやというところもあったのかも。

下山―再び温泉

 今日も上高地に人の出は少なさそう。そうでなくても空いている午前中のバスはガラガラで余裕の乗車。まだお昼には時間がある。誰からか 「温泉」ということばが発せられた。うーんそう来ると思ったよ。坂巻と言う手もあるけれど、ここはゆったりめのお風呂ということで、僕は奈川の リフレ イン奈川を推薦・・反対する人もいないのでって、僕しか知らないので当然か。沢渡から僕の先導で温泉を目指した。着いたら駐車場には車が全然無くいやな雰囲気。むむむと表示を見たら11時から・・もうちょっとやないのということで、近くのそば屋でちょいと早めの昼食をとり11時過ぎに温泉再突入。 一汗流してどたーっとしたのであった。

 この温泉、なかなかの施設でありながら400円と安いのでちょいとお薦めである。僕は温泉にダラダラ使って温泉そのものを楽しむというよりも山の汗を流す目的で使うことが多く、入浴料800円、1000円などという温泉は、いくら内容が良くても頻繁に利用する気にはならないのだ。それにここはメインの観光路線からもちょっと外れているためか比較的空いていることが多い。今回久しぶりだったのに、以前来たときと同じくジャグジーが調整中で入れなかったのはどういうわけだか。たまたまなんだか、ずっとなんだか。まあどーでもいいや。400円なんだから文句は言わないことにしよう。

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六百山



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河童橋



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まだ新緑にはちょっと早い梓沢沿いの落葉松



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煌めく梓川



 ここで、龍の巣倶楽部第一回全国オフの閉会が厳かに宣言されたかどうかの記憶はないがとりあえずお開きとなって、各自思い思いに帰途に着いたのであった。

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