旅の目的
東京にお住まいの
Naomyさんと新富士駅で待ちあわせ。7:48分富士駅着の「こだま」。Naomyさんはホームページをご覧になればわかるように、古い絵はがきを収集されている方である。富士山周辺に関する拘りも人一倍だ。今回の旅の目的の一つは古い絵はがきの写真が撮影された場所を訊ねてみようということだ。もちろんもう一つの大切な目的は、ネットだけの知り合いを現実の顔見知りにしたいということだろう。これは僕も同じでNaomyさんとお会いするのが多いに楽しみ。今回は最後に御殿場に回って東陽カメラセンターの勝又さんのスタジオにもお邪魔する予定を立てている。今年は富士山に雪が少なくて富士山の眺めが今一つなのだけど、それを補って余りある楽しみが今回のオフにはある。
富士宮市にお住まいの
神山さんも時間があったら合流できると前日電話があった。神山さんとはすでに去年朝霧高原で顔合わせ済みだ。ホームぺージはやたらと渋いが実際は全然違う人である。
右上の画像は「大宮からの富士」(Naomyさんのコレクションより)
富士市 僕はちょっと出遅れ、新幹線が新富士駅のホームに滑り込むと同じ時間に、その高架の下をくぐって駅南口の駐車場に車を入れた。
改札の前に行くと、もうNaomyさんと神山さんは合流。神山さんは富士市に勤め先があって、吉原(赤線地帯じゃないよ)に詳しいので、神山さんの車でまず市内を回ることにした。
田子の浦港、東海道沿いの河合橋、左富士などを巡る。富士と港の見える公園の展望台からは富士山はもちろん南アルプスの白い稜線が良く見える。左富士など道路は通ったことがあったけれど実際に車を止めてみたのは始めてだ。富士市の博物館にも立ち寄った。紅陽会の写真展が毎年ここで行われるので来るのだが、それ以外で訪れたのは初めてだった。企画展示はとくに無く常設展のみ。地元ならではの良い資料(冊子)が売られており、Naomyさんは何冊かGET。
富士川 その後富士川橋(開業当時のこの橋を写した絵はがきもNaomyさんはお持ちだった)を渡って富士川町へ。ここ富士川の右岸は昔岩淵といわれ、富士川通船のターミナルだったところだ。もちろん古絵はがきにも良く登場している。今でも富士山撮影名所として知られるところだが、遠方から訪れるカメラマンで当時に思いをはせる人はどのくらいいるのだろうか。神山さんによれば南部にいまも当時の船が保管されているところがあるそうだ。詳しく聞いてそのうち見に行きたい。
富士宮市 もう一度富士川橋を渡って富士市に戻る。雁堤を抜けて北上、岩本山へ。岩本山といえば「梅と富士山」の好撮影地として知られており、そろそろ花も咲きだしているのだけれど、今回は時間がなくパス。「土一揆」という富士山の眺めがいい喫茶店でお昼にする。ここではNaomyさんに、絵はがきを沢山見せていただいた。彩色された絵はがきは実物をみるとなかなか奇麗である。値段も200円なんてものもあり、ついつい買ってしまい、集め始めてしまう事になるのもわかる気がした。
神山さんは、お子さんの調子が悪いから帰らなくてはということでここでさようなら。本当は10時までなんていっていたのに3時間以上オーバーしている。大丈夫なのかしらん。
富士宮市ではまず図書館へ。ここは絶対Naomyさんに喜んで頂けると思っていたところで、予想通り気に入って頂けたようだ。富士山関連、地元の資料などが豊富にある。Naomyさんはそれだけでなく、全体的な蔵書の多さにも感心されていたようだ。 富士宮では絶対外せないポイントである浅間大社はこのすぐそば。湧玉池も含めしっかり回ってきた。富士山に雪もなかったしまわりも冴えなかったけど、桜の季節はとっても奇麗だよ。
図書館のすぐ近くに「佐野写真館」がある。御存知の方は御存知(あたりまえだが)「へんぽらい」というWebページを運営されている富士宮市の老舗の写真館だ。せっかくだから寄っていきましょうということになる。一度、富士市のパソコンショップでお会いしているのだけど、お店にお邪魔するのははじめて。
webで販売されているシールのお話などを沢山伺った。老舗の写真館だからもしかしたら古い写真も・・と思って伺ったら戦中、戦後、ガラス乾板から乳剤をはぎ取って窓ガラスにしてしまったとの話。ものは残っていないがこれこそ歴史だなあと感じた。
東陽カメラセンター 最後の目的地は御殿場の東陽カメラセンター。
勝又さんのスタジオだ。富士宮から御殿場までは富士山スカイラインが最短ルート。途中水ヶ塚の駐車場で止まり、夕暮れの赤っぽい雲に隠れつつも見える宝永河口が大きく口を開けた富士山をしばらく眺めて御殿場に降りた。
勝又さんのスタジオは予想通り素晴らしいものだった。後ろの棚にはこれまで撮りためた画像がびっしり。大きな画面で十里木高原で開催した岡田修(津軽三味線)氏のミニコンサートの演出としてバックで上映したというビデオを見せていただいた。光の美しさ、躍動感、感動の映像である。さすがにこれは追いつけない世界だなあと思った。今後の企画の話をいくつかしていただいき、ほんとに楽しい時間を過ごすことが出来た。スタジオの近くのレストラン「ニューちどり」(ここがまた、壁じゅう貝殻で吃驚)で勝又さんと夕食を御一緒し、Naomyさんを沼津駅までお送りして帰宅した。いやあなかなか濃い一日でした。
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