富士山森林限界を行く

新緑の富士宮口新五合目

2003.6.7

 山麓、富士山スカイライン水ヶ塚あたりでも緑が随分濃くなった。高鉢駐車場近くの林の中のニリンソウも終わりかけだ。

 そろそろ新緑が五合目に届いた頃だろうと思い。富士宮五合目まで車を走らせた。つづら折りの道路を曲がるたびに木々の緑色は浅くなり、初々しさを増してくる。

 五合目はちょうど落葉松が芽吹き始めたところだった。山開きは7月で、一応登山道は通行禁止になっており小屋も影響していない。ハイカーはほとんどが宝永火口までの往復のようだが、頂上へ向かうと思われるパーティーもいた。

 折角ここまで来たので少し歩いてみることにする。

六合目から宝永山に向かう途中の残雪

新緑の落葉松・・・まるでハイマツの様

少し見えにくいが中央が倒木帯

 六合目まで登って、山頂へ向かう道と別れ宝永火口方面へ。

 残雪の斜面を渡りほぼ水平な歩道を行く。歩道の脇には上の写真のように変形した落葉松。あの高くすっくと立つ落葉松とは似ても似つかぬ姿、まるでハイマツである。冬の厳しい環境がこうさせてしまうのだ。それでも生き抜く落葉松の強さにも脱帽である。

 宝永第一火口には向かわず、第二火口の縁を歩いて少し下る。振返って見た富士山頂と宝永山が一番上のタイトル写真。富士山に見えないかもしれないがこれもまた富士。

 反対側、樹林帯のほうを眺めると倒木が目立つ。かなり以前の台風による被害の名残だろうか。

 

 ここから御殿庭を経て水ヶ塚方面に出られる、いわゆる須走登山道である。男性3人のパーティーが私を抜かしてそちらに下っていった(。「御殿庭」という響きにはそそられるものがあるが、今日はそこまで行かずに駐車場に戻ることにする。下るとまた登るのが大変だから。

 

右の写真は宝永火口脇にあった山体変動観測装置。これはどういう仕組みで観測しているものなんでしょうか・・・。。GPSでもなさそうだし。