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一方の僕は中古のEOS−1(10年前の機種である)に、普及タイプのEFズームで、かなり見劣りがする。このままでは見下されて悔しいから酒井さん(シノゴのカメラです)を出して剱沢越しの劒岳を一枚・・・って別にそういう意図ではなかったんだけれども。
← ここからの劒岳は剱沢を前景にその全貌をみせている。
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| この日は昨日までとはうってかわって、ハッセル(カメラのメーカーの名前です)オヤジ、ジッツォ(三脚のメーカーの名前です)軍団などアマチュアカメラマン諸氏とよくすれ違った。立山三山は3000m級の山ではあるのだが、アプローチの容易さを考えれば、お手軽ハイキングの山であり、いわゆる「登山」から写真に入った人ではない普通の風景カメラマンでも容易にチャレンジできる登山コースなのだ。ほとんど富士山麓での装備と同じような装備で登ってくる。そう、ショルダーのバッグのまま登ってしまう人すらいるのだ。 |

ヨツバシオガマ咲く斜面
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雷鳥 砂浴び中
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別山からの下りで雷鳥の砂浴びに遭遇。雛を1羽連れた小柄な雌。おそらく雛はもっと沢山生まれているはずだから、すでにほかの雛達は死んでしまったのかもしれない。ザックを置いてレンズを交換。しかしフイルム残量が2枚。EOSー1のけたたましい巻き戻し音にヒヤヒヤしながらフイルム交換。
彼女は少し警戒する様子を見せながらもその場を動くことはなかった。やがて雛がちょこちょこ歩いて母親から離れ、ハイマツ帯の中に入って見えなくなると、母鳥は心配そうな声をあげながら後を追うようにその薮の中に消えていった。
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10時30分真砂岳、南側のピークではおばさんの大パーティーが休憩中。一生懸命高山植物の写真を撮っている人もいたが、いったい何が咲いていたのだろうか。あの団体の中へそれを確認しにいく勇気は流石に無い。
富士の折立への急登。ここから稜線の様相は一変し岩陵帯となる。11時25分富士の折立2999mに到着。3000mまであと1m。
立山最高地点である大汝山3015mへの到着が12時30分。目の前をお父さんにザイルで繋がれ元気に歩く女の子が通った。まだ幼稚園くらいだろう。大人でもふうふういってしまう登りだが、彼女はお父さんに普通に話しかけながら歩いている。
「凄いですねえ」
声をかけると、
「僕がベンチで休憩すると、この子は横のベンチで腕立て伏せを始めるんです」
とお父さん。恐るべき少女だ。末は有名アルピニストかフリークライマーかもしれない。サインでも貰っておけばよかった。
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末はアルピニストか
フリークライマーか
お父さんと登山中のパワフル少女 |

雄山山頂 鳥居の奥の絶頂が雄山山頂
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神社のある雄山は目と鼻の先。神社へのお参りはパス。山頂一帯は学校登山の団体に征服されていて凄い状態になっている。
ここまで三脚をザックの上に横に取付けていたのだが、流石に危ないので縦付けに変更、生徒達の間を擦り抜けるように歩いて一ノ越への下り口にたどり着いた。しかし下から続々と上がって来るのでなかなか下りられない。いやいやたいへんだ、久々にこんな混雑する山に来た。
登りの人を避けながら、そして遅い下りの人を追い越しながら一ノ越まで。人通りが多い道だがゴロゴロした不安定な石が多い歩きにくい道だ。13時15分一ノ越着。
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一ノ越からは一転して遊歩道となる。しかし今年の残雪はその遊歩道のかなりの部分をまだ被っていて、慣れない人は歩きにくそうだ、山小屋の方か、国立公園の管理の方だろうか、スコップで雪道を階段状に整地する作業をされていた。観光客も通る道なのでそのくらいの整備が必要なのだろう。
室堂では自然保護センターに寄った。ここは比較的新しくできた施設で、立山の地形や動植物について展示、解説されている。雷鳥情報等もあるので観光の方は室堂に着いたらまずここに寄ってみるのがよいかもしれない。室堂駅とは別の建物ではあるが廊下で繋がっている。もちろん無料。
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雪の残る室堂―一ノ越登山道、右奥は室堂山荘 |