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【越前岳】
越前岳には何度かこの道で登っている。途中までは、富士山の展望が優れる登山道(本当なら)。新緑とフジザクラの淡いハーモニーが美しい。
樹林帯に入いると勾配がきつくなって、着々と高度が上がってくのが実感できる。十里木高原はすでに標高900mくらいあるので、越前岳1500mとは標高差約600mで、それほど長い登りではない。所々に○丁目という赤ペンキ。○合目は良く見るのだが、○丁目とは(^^;
高度を上げるにつれて霧が深くなってきた。下から垂れこめていたように見えていた雲の中に入ったようだ。「霧に煙る樹林」というのは私のような写真屋さんにとっては幻想的で絶好の被写体で、ちょっと歩いては足が止まる。今日は三脚をやめて最近買った一脚を携行している。流石に絞って被写界深度を稼ぐというのは厳しいが、手持ちではちょっと・・・というところでも実用になる写真が撮れる。
到着した山頂からの展望は当然ながらほとんど無し。冷たい風が南から細かい水滴とともに吹き上がってくる。
休憩しているパーティーも何組かいたが、私は5分ほど立ち止まってパンを噛っただけで、黒岳方面へと向かった。
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