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雨ヶ岳

2000.1.29

 年末から年明けにかけて、ミレニアムの干支の山ということで「竜ヶ岳」に3回も登ってしまった。そうすると気になってくるのは隣の山田君じゃなかった隣の山「雨ヶ岳(1772m)」だ。

 竜が岳から南に稜線を降りてゆくと端足峠、そこから登りかえすと雨ヶ岳と名付けられたピークだ。さらに稜線を辿って行くと高デッキ、さらには毛無山に至る 雨ヶ岳はずっと以前から気になっていた山だったのだが、まだ登ったことがない。こうなったら登るしかないわい―と、今回登山を計画した。

 夜明けは本栖湖。朝の撮影終了後、ピーカンで空の下を登山口である根原へ向かう。勝手知ったる端足峠への道、稜線まではほとんど雪はなかったものの、稜線では豊富な積雪のお出迎え。普段雪の降らない土地に住んでいる人間としては、こういう状況に突入するとついついはしゃいでしまう。


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登山道より雨ヶ岳から南へ連なる稜線を望む
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足跡と一緒に


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雨ヶ岳山頂

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雪の林

 積雪はあるもののトレースははっきりしており道を探すようなことはない。道は良くて展望は最高、足をすすめるうちにいつしか竜ヶ岳を眼下に見下ろすようになっている。ひさしぶりの本格的な登りに体が少々しんどくなってきた。

 立ち止まって写真を撮ってさぼっていると下から人の気配。振り返ってみれば女性の登山者、単独行。それほどゆっくり歩いているわけではない僕との距離がどんどん縮まってくる。端へよけた僕の横を挨拶してあっという間に通り過ぎるとなおもハイピッチで登っていく・・・うーむ。

 端足峠から約1時間、僕が山頂についた時には、もう件の女性の姿はなく、すでに高デッキに向けて出発したもよう。雨ヶ岳と毛無山を結ぶこのコースも結構歩く人はいると見えて、トレースも細いながらしっかりついている。なるほど雨ヶ岳から見る高デッキは、ムラムラと登高意欲を掻き立てられる立派な姿だ。今日は無理だが僕も近いうちに毛無山と雨ヶ岳を結んで歩いてみよう。

 下りでは2人組と20人以上の大パーティーとすれ違った。なかなかに人気の山であるのだなあ。
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